悔しすぎる一戦

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モリノゴエモン|レース回顧

悔しすぎる一戦――モリノレッドスター彦星賞回顧

能力を試す前に終わった一戦と、納得できなかった発走について。

彦星賞 モリノレッドスター 競走中止を振り返る

何が彦星賞だ

どうも、モリノゴエモンです。

何が七夕だ。何が織姫と彦星だ。

舐めやがって。

ということで今回は、彦星賞に出走したモリノレッドスターについて、少し語りたいと思います。

あくまで私個人の見方ですが、今回の彦星賞は、勝ち負けできるだけの手応えがあったからこそ、本当にもったいない競馬でした。

最終的な記録は、丸山騎手の落馬による競走中止。モリノレッドスターが持っている能力を試す前に、レースそのものが終わってしまいました。

負けたのなら、まだ納得できます。走り切ったうえで力が足りなかったのなら、次に向けて考えることもできる。

しかし今回は、それすらできませんでした。

仕上がりと条件は悪くなかった

まず、仕上がり自体は良かったと思います。

パドックでも歩様は機敏で、状態については「この馬なりにしっかりできている」と感じました。4番人気に支持されていたように、能力も一定以上評価されていたはずです。

私自身も、今回は買い時だと思っていました。

もちろん、パドックが良ければ必ず走るわけではありません。それでも、状態面を理由に最初から厳しいと判断するような出来には見えませんでした。

福島ダート1150メートルという条件も、十分にこなせると思っていました。

モリノレッドスターは、スピードを生かして流れに乗る競馬が合うタイプです。うまく先行争いに加わり、自分のリズムで運べれば、上位争いに加わっても不思議ではなかった。

というか、個人的には距離は短ければ短いほどいいと思っています。

できることなら、いつか新潟の千直にも出してほしい。あの舞台で、持っているスピードを思い切り生かす競馬を見てみたいです。

今回、期待していた理由

  • パドックで機敏な歩様を見せ、状態が整っているように見えた
  • スピードを生かしやすい短距離条件だった
  • 流れに乗れれば上位争いできる能力があると考えていた
  • 4番人気なら、馬券としても買えるタイミングだった

今回を能力負けとは考えない

だからこそ、今回の競走中止は残念で仕方ありません。

レース内容を評価する以前の段階で終わってしまった以上、今回の結果を見て「この馬は弱かった」とは、私はまったく思いません。

弱かったのではなく、能力を出すところまで競馬が進まなかった。

少なくとも、今回の一戦だけでモリノレッドスターの評価を下げる材料にはならないと思っています。

スタート後にどの位置を取れたのか。福島ダート1150メートルでどこまでスピードを生かせたのか。直線でどのくらい脚を残せていたのか。

今回は、その何ひとつ確認できていません。

競走中止という結果と、馬の能力評価は分けて考える必要があります。

納得できなかったゲートオープン

ここからは、今回の発走について私が感じたことを書きます。

私の理解では、競馬の発走は全馬の枠入りが完了したあと、スターターが各馬の状態を確認し、発走可能と判断した時点でゲートが開きます。

すべての馬が、微動だにせず完全に静止するまで待つわけではない。少し前後に動く、首を振る、軽く立ち上がるような動きを見せる。その程度であれば、状況によって発走することがあるのも理解しています。

そこまでは分かる。

でも、今回のモリノレッドスターも、本当に同じ話で片づけていいのでしょうか。

私には、丸山騎手が体勢を崩し、左手でゲートを持っている状態で前扉が開いたように見えました。

少なくとも、騎手が安定した姿勢で、いつでも安全にスタートできる状態には見えなかった。

あの状態を、本当に「発走可能」と判断してよかったのか。

私が納得できないのは、そこです。

馬が少し動いていることと、騎手が明らかに体勢を崩しているように見えることは、同じではありません。

首を振る馬がいても開ける。立ち上がりかけている馬がいても開ける。騎手が体勢を崩しているように見えても開ける。

それで安全な発走として成立していると言うのでしょうか。

一歩間違えれば、馬も騎手も大事故になります。

実際、今回は丸山騎手が落馬し、競走中止になりました。

結果だけを見て、すべてをスターターの責任だと断定したいわけではありません。映像に映っていない部分で、どのような確認や判断が行われていたのかも、私には分かりません。

それでも、一人の競馬ファンとして、あの発走を当然のものとして受け入れることはできませんでした。

これで本当にいいのか。

ふざけやがって。

馬券よりも、馬と騎手の安全

個人的な馬券が外れたことについては、正直どうでもいいです。

馬券はまた買えます。外れた金額も、競馬をしていれば起こることです。

でも、馬と騎手の安全はそうではありません。

一歩間違えれば、取り返しのつかない事故になっていたかもしれない。その可能性を考えれば、「馬券が外れたから怒っているだけ」という話では済まされません。

馬券の当たり外れよりも、安全に競馬が行われることの方が先です。

今回、丸山騎手が悪かったとは思っていません。

スタートの瞬間に体勢を崩したのか、ゲートが開く前から危険な状態だったのか。映像を見ているだけでは、すべての事情を断定することはできません。

ただ少なくとも、今回の競走中止を騎手の技術不足や、馬の能力不足だけで片づけるのは違うと思っています。

今回の結果だけでは判断できないこと

  • モリノレッドスターが福島ダート1150メートルで通用したか
  • 丸山騎手の騎乗内容が良かったか悪かったか
  • 馬の能力が足りなかったか
  • 発走前にどのような確認が行われていたか

これ以上言うと、「競馬を知らない奴が騒ぐな」「もともと馬が弱いだけだ」「スターターのせいにするな」と言われるかもしれません。

ただただ鬱陶しいので、この話はここまでにします。

文字どおりの不完全燃焼

個人的には、本当に納得のいかないレースでした。

モリノレッドスターがどこまで走れたのか。福島ダート1150メートルで、どれだけスピードを生かせたのか。直線まで競馬に参加できていれば、どのような結果になっていたのか。

何ひとつ分からないまま終わりました。

負けたのなら、負けた理由を考えられます。展開が合わなかったのか、距離が合わなかったのか、それとも能力が足りなかったのか。

しかし今回は、振り返るための材料すら残っていません。

能力を出して負けたレースではなく、能力を出す前に終わったレースです。

文字どおり、不完全燃焼でした。

人気を落とすなら次走も狙いたい

今回の結果だけを見て、モリノレッドスターの評価を下げる人がいるなら、それはそれで大歓迎です。

競走中止の原因が深刻なものではなく、次走も同じようなスプリント条件に出てくるのであれば、私はもう一度狙ってみたいと思っています。

特に、今回の競走中止によって人気を落とすようなら面白い。

今回の結果だけで見限るのは、まだ早いと思っています。

できることなら、もう一度丸山騎手とのコンビで走ってほしい。

今度こそ何事もなくゲートを出て、最後までモリノレッドスターの競馬を見せてほしいです。

勝つことも大事です。馬券になることも大事です。

でも、その前にあるものを忘れてはいけない。

事故なく帰ってくるのも、技術のうち!!!

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