2026年8月30日|新潟記念
新潟記念 最終見解&買い目|軸は⑧ダノンシーマ
日曜日は雨量次第で馬場傾向まで変わる可能性がある新潟記念。 内外や脚質を決め打ちするのではなく、2000mでの安定感と今回の条件で抱える不確定要素を比較し、⑧ダノンシーマを軸にします。
馬場は一方向へ決め打ちしない
土曜終了時点の新潟芝は稍重。 開催6週目ということもあり、コース全体の内ラチ沿いにはダメージが出ています。
直線も2~3分所付近には傷みが見られる一方、 内ラチ沿い1~2頭分にはまだ比較的状態のいい部分が残り、 さらに4分所より外も使えるという少し特殊な状態です。
ここから重要になるのが日曜日の雨量。
雨が少なければ速い上がりを使える馬が浮上しやすく、 雨量が増えて時計がかかれば前が残る可能性も高くなります。 一気に雨量が増えれば、内外の優劣そのものが変わることも考えられます。
今回は「外差し有利」「道悪なら前」と最初から決めるのではなく、馬場の振れ幅を残したまま各馬を評価します。
軸は⑧ダノンシーマ
軸に選ぶのは⑧ダノンシーマです。
前走の目黒記念は3着。 近走でも安定して力を出しており、今回の有力馬と比較した時に、 2000mで能力を発揮するまでの不確定要素が比較的少ないと見ました。
今回は③ロデオドライブ、④ドゥレッツァ、⑤ゾロアストロなど、 能力だけなら⑧と同等以上まで考えられる馬が揃っています。
ただ、それぞれに距離延長、長期休養明け、休養からの復帰といった確認材料があります。
⑧についても陣営から「まだ休み明け感はある」というコメントは出ていますが、 1週前にはコースでしっかり負荷をかけ、 最終追いは坂路でサッと整える予定通りの過程。
攻めの動きにも推進力があり、現状で大きく評価を下げる必要はないと判断しました。
能力の最高値だけではなく、今回の2000mで最も安定して力を出せる可能性を重視して⑧を軸にします。
最大の相手は③ロデオドライブ
相手筆頭は③ロデオドライブです。
NHKマイルCを勝った能力は今回でも最上位候補。 前走は速い流れのなかで前に壁を作り、 直線ではしっかり脚を使ってGⅠを勝ち切りました。
使うごとにパフォーマンスを上げている点も魅力です。
一方で今回は2000mへの距離延長。 さらに年長馬を相手に57キロを背負います。
確固たる逃げ馬が不在で、前走ほど流れる保証もありません。
能力を疑っているわけではなく、今回の条件に限れば⑧より確認したい部分が多い。
その差で軸ではなく相手筆頭としました。
⑤ゾロアストロは舞台替わりに期待
⑤ゾロアストロも上位評価です。
皐月賞は12着でしたが、 前走後には中山2000mより広いコースでゆったり運ぶ方が持ち味を出しやすいという話が出ていました。
今回の新潟外回りはその点で条件が好転します。
ダービーを目標にしていた時期に鼻出血を発症したため休養を挟みましたが、 今回は放牧で立て直し、調教でも反応と伸びは良好。
春より馬体にも逞しさが出ており、 長い直線でストライドを生かせれば古馬相手でも十分に通用すると見ています。
④ドゥレッツァは能力上位も久々が鍵
④ドゥレッツァも能力だけなら当然上位です。
休養によって精神面がリフレッシュし、 陣営からは以前あった調教での力みが薄れているという話も出ています。
1週前は美浦Wで81秒8-11秒1。 最終追いも80秒9-11秒1と、動きそのものは良好です。
一方で今回は長期休養明けに59キロ。
調教で動けていることと、 実戦で本来の能力をそのまま出せることは分けて考えます。
軸にはしませんが、三連複では上位相手として外せません。
⑨アーバンシック、⑪ステレンボッシュも上位
⑨アーバンシックは前走の金鯱賞14着が目につきます。
ただ、陣営も敗因を掴み切れていない一戦で、 今回は帰厩後の追い切りを重ねるごとに良化。 最終追いまで素軽さと集中力のある動きを見せています。
器用さを要求される形より、 新潟外回りで長く脚を使う競馬の方が合う可能性があります。
⑪ステレンボッシュも前走の安田記念から距離延長。
前走はマイルで位置を取りにいったことで忙しい競馬になりました。 今回は前半で息を入れて終いを生かす形を取りやすくなります。
調教もひと追いごとに良化しており、 ⑨と⑪までを三連複の中心相手とします。
押さえは⑥チェルヴィニアまで
三列目で追加するのは⑥チェルヴィニアです。
前走のヴィクトリアマイルは16着。 いい位置で運びながら直線で思ったほど伸びられず、 結果だけを見れば強調しづらい内容でした。
ただ、今回は陣営が「舞台設定はかなり向く」と見ている条件替わり。
調教も完全復調とまでは言い切れないものの、 丹念に乗り込まれ、最終追いでは勢いのある伸びを見せています。
35点まで広げて人気薄をすべて拾うより、 今回は⑥だけを押さえとして残します。
買い目は15点まで絞る
軸は⑧。 中心相手は③④⑤⑨⑪。
ここに押さえとして⑥だけを加えます。
①ボーンディスウェイ、②サヴォーナ、⑦ジュンブロッサム、⑩バレエマスターにも好走材料はありますが、 すべて拾えば買い目が広がり過ぎます。
今回は「来る可能性がある馬を全部買う」のではなく、⑧を軸にした時に最も自然に組み合わせたい相手へ絞ります。
最終買い目
三連複フォーメーション
1列目:⑧
2列目:③④⑤⑨⑪
3列目:③④⑤⑥⑨⑪
15点×100円=1,500円
今回の結論
雨量次第で馬場の正解が変わる今年の新潟記念。
馬場傾向を一方向へ決め打ちするのではなく、 2000mでの安定感と今回抱える不確定要素を比較して⑧ダノンシーマを軸にします。
軸は⑧ダノンシーマ。
③ロデオドライブ、④ドゥレッツァ、⑤ゾロアストロ、 ⑨アーバンシック、⑪ステレンボッシュを中心に、 ⑥チェルヴィニアまでを押さえます。
広げ過ぎず、今回は三連複15点で勝負します。

