クロワか、クロワ以外か

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こんにちは。今週は天皇賞・春ですね。
京都・芝3,200m。国内で一番長いG1です。毎年「どの馬が来るかわからない」なんて言われますが、実はこのレース、データを見るとかなりはっきりした傾向があります。今日はそれをゆっくり話していこうと思います。

まず、消せる馬から整理しましょう。
このレースで最初に確認したいのは、3,000m以上の重賞を勝ったことがあるかという一点です。
過去10年の勝ち馬は、例外なく全員この条件を満たしています。「能力があれば距離は何とかなる」という考え方を、このレースのデータは否定し続けています。
脚質も同じくらいはっきりしていて、後方からの追い込みはほぼ機能しません。過去10年で38頭が試みて、馬券圏内はゼロ。先行馬の複勝率が50%を超える一方で、差し馬は12%台まで落ちます。
「好位につけて、折り合って、長く脚を使える馬」。これがこのレースの基本戦略ということになります。

あと、人気については素直に信頼していいと思います。
1番人気の過去10年成績は【5-3-0-2】、連対率80%。
しかも歴代の勝ち馬は全員、単勝オッズ2〜7倍の間に収まっています。穴馬が2着・3着に絡むことはあっても、勝ち馬だけは上位人気から出続けている。軸選びに迷う必要はあまりないレースです。

【注目馬】

クロワデュノール
現時点での本命候補です。ダービーと大阪杯を制した世代の頂点で、先行から差しまでこなせる自在性がある。父キタサンブラックがこのレースの連覇馬というのも、無視できない要素です。唯一の焦点は3,000m超が初めてという点ですが、あのスタミナを見る限り、距離への対応は十分できると見ています。

ヘデントール
昨年の覇者で、3,400mのダイヤモンドSも勝っているスタミナの持ち主。ただ、骨折明けの前走が8着と、状態面にまだ不安が残ります。叩き台だったとはいえ、どこまで戻っているか。ここだけがネック。

アドマイヤテラ
前走の阪神大賞典をレコード級のタイムで完勝。武豊騎手とのコンビも安定しています。対戦メンバーの質という疑問符はありますが、距離適性と勢いは本物だと思っています。

アクアヴァーナル
穴として一枚加えたい馬。京都コースで連対率100%、距離が延びるほどパフォーマンスが上がるタイプです。人気が落ち着くようなら相手として面白い存在です。

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