目次
まず整理したい条件
過去10年を見ると、逃げ馬は馬券に絡めていません。
前で運んだ馬が悪いというより、東京マイルは直線が長く最後に坂があるので、途中で少しでも脚を使うと最後に差されやすいからだと思います。
なので、私はこのレースは「前走で強い勝ち方をした馬」より、「今回どこで脚を使えるか」を見たほうがいいと捉えています。
エンブロイダリーの評価
能力比較なら、最上位に置く人が多そうです。
昨年の桜花賞、秋華賞を制した二冠馬。クイーンCでは東京マイルをレコード勝ちしており、コース適性にも不安はありません。
前走の阪神牝馬ステークスでは、逃げる形から押し切りました。
ヴィクトリアマイルは逃げ馬が苦しいレースです。前走の内容だけを見ると評価したくなる一方で、「前走で綺麗に勝ちすぎた馬」をそのまま買いづらいレースでもあります。
ただ、エンブロイダリーは逃げないと駄目なタイプではありません。桜花賞では差す競馬でも勝っていますし、前走の逃げは「逃げても勝てた」という器用さでもあります。
ただ、かなり信頼を集めそうな存在だけに、「その人気でも逆らえないか」と言われると少し悩みますね。
カムニャックの評価
オークス馬なので、「マイルは少し忙しいかな」と思ってましたが、
前走の阪神牝馬ステークスで印象はかなり変わりました。
休み明け、初マイルで上がり最速33秒2。エンブロイダリーにクビ差まで迫っています。
着順以上に内容が良かったんですよね。
先にも述べましたが、ヴィクトリアマイルは「前走で勝ち切った馬」より、「本番につながる脚」を見せた馬のほうが買いやすいと見ています。
カムニャックは、かなりその形に近いです。しかも今回は東京替わり。阪神より直線が長く、脚を最後まで使いやすい条件になります。
現時点では、この馬から馬券を組み立てたくなりますね。
クイーンズウォークの評価
昨年のヴィクトリアマイル2着馬です。
左回りが得意で、東京マイルも崩れていません。今年も金鯱賞からのローテーションで、昨年とかなり近い形です。
条件だけ見ると、普通に買いたくなる馬です。
ただ、やはり気になるのは川田騎手から西村淳也騎手への乗り替わり。
昨年は、仕掛けのタイミングも含めてかなり噛み合った競馬でした。
能力と適性は高いと思います。
その他馬について
ボンドガール
新馬戦以降勝てていませんが、重賞2着が7回。能力だけならG1でも足りても不思議ではありません。
東京新聞杯でも今回と同じ東京マイルで2着。舞台適性もあります。
ただ、毎回走るタイプではありません。ここがかなり悩ましいですね。
人気で買うと苦しく、人気が落ちると急に怖くなるタイプ。
相手としてはかなり気になります。ただ、軸にするにはもう一つ決め手が欲しいところ。
現時点での見解
現時点では、エンブロイダリーを能力上位として認めつつ、馬券としてはカムニャックのほうが入りやすい印象。
クイーンズウォークは条件的に残したい。
ボンドガールは人気次第。
あと調教は気になりますね。
特に今回は、エンブロイダリーが前走の反動なく動けているか、カムニャックが叩き2走目でどこまで上向くか、このあたりで評価が変わる可能性があります。

