オークス2026最終見解|追い切りと枠順で、ドリームコアから入りたくなった
今年のオークス、最終的にかなり悩ましくなりました。
前回までは、ラフターラインズから入りたい気持ちが強かったです。
東京2000mのフローラSを勝っていて、デビューから5戦すべて上がり最速。
東京2400mで最後に脚を使える馬を重く見るなら、自然に残る馬でした。
ただ、枠順が出ました。
ラフターラインズは8枠18番。
うーん……ここなんですよね。
一方で、追い切りでかなり良く見えたドリームコアは6枠12番。
前走の桜花賞9着だけで切るには、条件がだいぶ揃ってきた感じがあります。
- 最終的に何を重視するか
- ドリームコア
- スターアニス
- ラフターラインズ
- アランカール
- エンネ
- アンジュドジョワ
- ジュウリョクピエロ
- スマートプリエール
- トリニティ
- アメティスタ
- ロンギングセリーヌ
- 最終見解
最終的に何を重視するか
オークスは東京2400mです。
直線が長い。
坂がある。
4コーナーの途中くらいから各馬がじわっと動き出す。
だから、直線だけ速い馬でも少し足りないし、ただスタミナがあるだけでも足りない。
道中で力まず走れて、直線まで脚を残して、最後にもう一回伸びられるか。
つまり、どれだけ脚を使えるかではなく、どこまで脚を使わずにいられるか。
ここを最後まで見たいです。
追い切りでは、時計の速さよりも、馬なりでどこまで動けているか。
力みがないか。
最後までリズムを崩していないか。
枠順では、脚を溜めやすいか。
距離ロスが大きくならないか。
ゲート不安のある馬が、余計に難しい形になっていないか。
このあたりですね。
追加情報まで含めて考えると、最終的に一番入りやすくなったのはドリームコアです。

ただ、大外18番はやっぱり少し考えます。
追い切りと枠まで見ると、ドリームコアをかなり上げたいですね。
ドリームコア
ドリームコアは、最終的に本命候補として考えたいです。
前走の桜花賞は2番人気で9着。
これだけ見ると、まあ手は出しにくいです。
ただ、今回に関しては前走だけで切るのはちょっと嫌なんですよね。
まず追い切りが良かったです。
最終追い切りは美浦Wで6F85.4、ラスト1F11.1。
馬なりで、僚馬を追走して先着。
1週前は直線一杯で6F83.5、ラスト1F11.1。
今回は馬なりで同じラスト1F11.1を出しています。
ここが大きいです。
一杯に追って出した終いを、最終追い切りで馬なりのまま出せている。
前走の反動が残っているというより、だいぶ中身が整ってきたように見えます。
しかも、直線で自分から四肢を大きく伸ばして、最後まで鋭く動けている内容。
これは買う理由になります。
そこに、枠は6枠12番。
内で揉まれすぎる枠ではないし、大外で距離ロスを背負いすぎる枠でもない。
東京3戦3勝。
クイーンC勝ち。
ルメール騎手。
右回りより東京替わりで見直したい、という見方も自然です。
もちろん、距離不安はあります。
ここまでマイルしか使っていません。
東京1600mと東京2400mは別物です。
ただ、今年はスターアニスにも距離不安があり、ラフターラインズは大外18番。
その中で、追い切り、東京適性、枠、騎手を合わせると、ドリームコアから入るのが一番しっくりきます。
現時点では、本命候補として一番考えたい馬です。
スターアニス
スターアニスは、やっぱり強いです。
阪神JFを勝って、桜花賞も勝った馬。
普通に能力最上位だと思います。
ここは無理に疑うところではないです。
追い切りも良かったです。
最終追い切りは栗東坂路で4F56.0、ラスト1F12.0。
馬なり。
1週前も4F57.5、ラスト1F11.9で馬なり。
桜花賞の最終追い切りほど時計を出しに行ったわけではありませんが、今回は状態維持で十分です。
高野調教師も、桜花賞よりコンディションはいい感覚があるという話をしています。
松山騎手も、落ち着きや瞬発力を評価しています。
状態面で大きく嫌う必要はないです。
枠は5枠10番。
これも悪くないです。
内で包まれすぎるわけではなく、外すぎて距離ロスが大きくなる枠でもない。
能力最上位の馬としては、かなり競馬をしやすいところに入りました。
ただ、論点は変わりません。
東京2400mでどこまで脚を使わずにいられるか。
デビュー戦は芝1200m。
母エピセアロームも短距離重賞を勝った馬。
陣営も騎手も、距離について完全に言い切っているわけではありません。
松山騎手も、距離は少し長いかな、というニュアンスを出しています。
うーん……ここなんですよね。
状態は良い。
枠も悪くない。
能力も最上位。
勝たれてもしょうがないです。
でも、距離不安を抱えた1番人気を、何も考えずに本命でドン、はやっぱり違う気がします。
最終的には、勝ち切り候補として残す。
ただ、馬券の入口にはしない。
この扱いです。

状態も枠も悪くないです。
ただ、距離不安を抱えた1番人気から入るかと言われると、少し考えたいです。
ラフターラインズ
ラフターラインズは、条件的にはかなり買いたい馬です。
フローラS勝ち。
東京2000mで脚を使っている。
デビューから5戦すべて上がり最速。
きさらぎ賞では牡馬相手に出遅れながら同タイム3着。
この材料は、やっぱりオークス向きです。
追い切りも悪くありません。
最終追い切りは美浦Wで6F81.8、ラスト1F11.4。
馬なりで、僚馬を追走して先着。
派手に上げる内容ではないですが、脚取りは軽く、終いも無理なくまとめています。
陣営のコメントを見ても、前走後にメンタル面の成長があり、ゲート練習でも落ち着きが出ているという話があります。
レーン騎手も、道中の乗りやすさ、コントロールのしやすさ、最後に見せる脚を評価しています。
これ、オークスではかなり大事です。
東京2400mで問われるのは、どこまで力まず走れるか。
その意味では、折り合いとリズムを取れる馬というのは買う理由になります。
ただ、枠が8枠18番。
ここは大きいです。
この馬はゲートに不安があります。
出遅れて、外を回して、それでも差し切る。
それを本命で期待するのは、うーん……少し頼りすぎかなと思います。
切る馬ではないです。
むしろ相手ではかなり重く見たい。
でも、大外18番で本命にするには少し待ちたい。
外差し馬場なら評価を戻します。
逆に、内前が残る馬場なら評価を下げたいです。
最終的には、相手筆頭。
ただ、軸としてはドリームコアの方に寄せたいです。
アランカール
アランカールは2枠3番。
これはかなり良い枠だと思います。
距離延長で見直したい馬が、内で脚を溜められる枠を引きました。
父エピファネイア、母はオークス馬シンハライト。
血統だけなら、桜花賞よりオークスで買いたくなる人は多いと思います。
しかも武豊騎手で2枠3番。
無理に外を回すより、内で脚を残す競馬をしてきそうです。
ただ、追加情報を見ると、調整過程は少し難しかったようです。
体つきや馬体重を気にしながら、負荷をかけすぎないように整えてきたという話があります。
つまり、枠と血統はかなり良い。
でも、当日の馬体重と気配は必ず見たい。
ここですね。
430キロ前後をキープできて、パドックで細く見えないなら相手でかなり残したいです。
逆に、馬体を減らしてテンションも高いようなら、いくら枠が良くても少し下げたいです。
エンネ
エンネは、追加情報で少し上げたいです。
もともとフローラS2着で、上がり最速を使っている馬。
外差し馬場なら残したい、という評価でした。
追い切りは、最終が栗東坂路で4F56.9、ラスト1F13.1。
時計だけ見ると目立ちません。
ただ、前走フローラSの最終追い切りも時計は目立っていませんでした。
今回は中間で栗東Wを一杯に追って、6F79.7、ラスト1F10.9。
長くいい脚を使っています。
そのうえで最終は軽め。
この流れなら、最終追い切りの時計だけで下げる必要はないです。
さらに、調教師コメントでは「使うごとに良くなっている」「折り合い面は問題ない」「距離は問題ないのでは」という話もあります。
これは買う理由になります。
キャリア2戦でオークスという難しさはあります。
ここは消えません。
ただ、馬体の大きさ、体力、折り合い、ストライドという面で、東京2400mに対する不安は前より少し薄く見ていいと思います。
7枠13番も、内で揉まれたくないこの馬には悪くないです。
外差し馬場なら、相手候補の中ではかなり上に置きたいです。
アンジュドジョワ
アンジュドジョワは7枠15番。
追い切りは良かったです。
1週前には栗東Wでラスト1F10.7まで伸ばして、しっかり負荷を掛けています。
最終は栗東坂路で4F54.6、ラスト1F12.5。
馬なりで軽め。
1週前に強くやって、最終はソフトに確認。
この流れは悪くないです。
動きも軽快で、地面をしっかり蹴れているなら状態は良さそうです。
馬体面でも、体調上昇の評価があります。
ただ、7枠15番は少し外ですね。
キャリアやローテを考えると、外からスムーズに運べるのは悪くないです。
でも、距離ロスは気になります。
人気がないなら、三連系の相手で一枚。
ただ、本命や強い対抗までは少し足りないです。
ジュウリョクピエロ
ジュウリョクピエロは、扱いが難しいです。
忘れな草賞を後方一気で勝った馬。
前走の加速力と反応はかなり良かったです。
しかも、陣営も距離は心配していないという話をしています。
ためて、最後の爆発力を引き出す形。
これ自体はオークスに合います。
追い切りは、最終が栗東Wで6F84.5、ラスト1F11.6。
馬なりで、僚馬には半馬身遅れ。
1週前の方が時計も動きも目立っていました。
ただ、最終は併せることを目的にした調整とも見られるので、後着だけで大きく下げる必要はないと思います。
問題は8枠16番です。
さらに、ゲートに入るまでが課題という話もあります。
今村騎手も東京2400mでロスなく運ぶことをポイントに挙げていますが、大外寄りからそれをやるのは簡単ではないです。
ここは、外差し馬場なら拾う。
ただ、普通の馬場なら押さえまで。
話題性だけで買う馬ではないです。
でも、前が苦しくなって外差しが届く馬場なら、三連系で少し残したいです。
スマートプリエール
スマートプリエールは4枠8番。
枠だけなら悪くないです。
内で壁を作れる可能性がありますし、折り合い面を考えると、外で力むよりは良い枠だと思います。
ただ、追い切りでは少し気になるところがありました。
最終追い切りは栗東坂路で4F51.8、ラスト1F12.2。
時計だけ見れば速いです。
でも、道中で掛かるところがあり、頭も高め。
東京2400mで大事なのは、どこまで力まず運べるかです。
速く動けることより、脚を残せるか。
ここを考えると、折り合い面の不安は残ると思います。
距離延長で我慢比べになる形は合いそうですね。
内で折り合って、馬場が少し渋って、我慢比べになるなら押さえる。
このくらいの扱いがちょうどいいと思います。
トリニティ
トリニティは5枠9番。
この馬にとっては、悪くない枠だと思います。
内すぎて包まれるわけではなく、外すぎて脚を使うわけでもない。
好位の内〜中あたりで運べるなら、チャンスはあります。
母はオークス馬ヌーヴォレコルト。
前走は矢車賞1着。
血統とローテは買いたくなる要素があります。
ただ、脚質が逃げ〜先行型。
オークスの逃げ馬は過去10年で【0-0-0-10】。
ここは素直に割り引きます。
買うなら逃げ切り期待ではなく、好位で脚を使わずに運ぶ形ですね。
内前が残る馬場なら、三連系で残したいです。

アランカールは枠は良いけど、当日の馬体重まで見たいです。
ジュウリョクピエロは外差し馬場なら残したいです。
アメティスタ
アメティスタは6枠11番。
もう少し内が欲しかった気持ちはあります。
この馬は、好位の内で脚を溜めて、内前が残る馬場で粘る形が一番買いやすいです。
追い切りは、この馬なりに順調です。
最終追い切りは栗東坂路で4F55.6、ラスト1F13.0。
馬なり。
前脚の踏み込みが少し浅いところはありますが、前走フラワーCと比べて大きく悪くなっている感じもありません。
フラワーC4着。
勝ち馬と0.1秒差。
芝2000mで2戦2連対。
中距離への対応力はあります。
ただ、オークスで差し有利の流れになると、さらに切れる馬に差される可能性はあります。
内前が残る馬場なら相手。
外差し馬場なら下げたいです。
ロンギングセリーヌ
ロンギングセリーヌは3枠6番。
枠だけならかなり良いです。
追い切りも良く、内めから楽に行けるなら面白さはあります。
最終追い切りは美浦Wで5F66.5、ラスト1F11.4。
馬なりで3頭併せの内から先着。
フォームも安定していて、馬なりでラストまで伸びています。
状態は良さそうです。
ただ、問題は脚質です。
逃げ馬とオークスは相性が良くありません。
買うなら馬場込みです。
内前が残る馬場。
前半で無理なく行ける展開。
後ろの仕掛けが遅れる形。
これが揃うなら相手に残したいです。
外差し馬場なら下げます。
最終見解
馬券的にはドリームコアで考えたいです。
東京3戦3勝。
クイーンC勝ち。
ルメール騎手。
追い切りの内容。
6枠12番。
前走の桜花賞9着で人気を落とすなら、ここから入る価値はあります。
スターアニスは能力最上位。
状態も良く、枠も悪くない。
勝たれてもしょうがないです。
ただ、距離への不安は陣営コメントを見ても完全には消えていません。
ラフターラインズは条件的にかなり買いたい馬です。
レーン騎手のコメントを見ても、折り合いと乗りやすさは買う理由になります。
ただ、8枠18番。
ここなんですよね……
エンネは外差し馬場ならかなり上げたい。
アランカールは枠と血統で上げたいけど、当日の馬体重と気配待ち。
ジュウリョクピエロは外差し馬場なら押さえ。
スマートプリエールは折り合えれば押さえ。
今のところは、この並びです。
ドリームコアから入りたい。
スターアニスに勝たれても納得。
ラフターラインズに差されても納得。
ただ、自分で馬券を組むなら、今回はドリームコアの巻き返しから考えたいですね。

スターアニスは強いし、ラフターラインズも条件は合う。
でも、追い切り、枠順、追加情報まで見ると、今回はここを狙いたくなりました。

