優駿牝馬(オークス)2026回顧|ドリームコア本命は正解。勝ったジュウリョクピエロをどう見直すか

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今年のオークスは、⑯ジュウリョクピエロが勝ちました。

2着は⑫ドリームコア。
3着は⑱ラフターラインズ。

勝ち時計は2分25秒6。
1000m通過は62秒2。

数字だけ見ればスローです。

ただ、前がそのまま残ったレースではありませんでした。

ここなんですよね。

スローだから前残り。
そう単純にはならなかった。

直線で馬群を割れる馬。
脚を溜めて、最後にもう一回伸びられる馬。

今年のオークスは、そこをかなり問われたレースだったと思います。

レース結果

1着:⑯ジュウリョクピエロ

2着:⑫ドリームコア

3着:⑱ラフターラインズ

12着:⑩スターアニス

目次

まず、馬券戦略はどうだったか

今回の三連複は、⑫ドリームコアを1列目に置きました。

1列目
2列目③⑩⑱
3列目③⑧⑨⑩⑪⑬⑮⑯⑱

結果は、⑯-⑫-⑱。

⑫ドリームコアが1列目。
⑱ラフターラインズが2列目。
⑯ジュウリョクピエロが3列目。

なので、三連複の基本形としてはきっちり拾えています

ここは素直に良かったです。

特に大きかったのは、⑫ドリームコアを桜花賞9着だけで切らなかったこと。

東京替わり。
追い切り。
6枠12番。
ルメール騎手。

ここを重ねて、本命候補として残した判断はかなり良かったと思います。

⑫ドリームコアを前走だけで切らなかったのは良かったですね。
桜花賞9着でも、東京替わり、追い切り、枠、ルメール騎手。
そこを重ねて買えたのは、今回かなり大きかったです。

レースの流れは、前残りではなく「バテ差し」に近かった

展開としては、9番トリニティが先頭。

11番アメティスタ、6番ロンギングセリーヌ、17番スウィートハピネスが続いて、その後ろに10番スターアニス。

外から12番ドリームコアも好位へ。

3番アランカール、5番リアライズルミナスあたりが中団。
16番ジュウリョクピエロ、18番ラフターラインズは後方寄り。

1000m通過は62秒2。

ここだけ見ると、スローです。

こちらも事前に、差し馬が多くて牽制し合えば、前〜中団が残るかも、という仮説は持っていました。

ただ、実際は少し違いました。

先頭のトリニティは残り200mで力尽きました。

リアライズルミナスも一度は先頭に立ちましたが、最後は捕まりました。

つまり、スローでも単純な前残りではなかったということです。

ここは、ちょっと反省ですね。

東京2400mって、スローでも最後が楽になるわけではないんですよね。

直線が長い。
坂がある。
しかも今回は、内外の馬場差も少しあったと思います。

結果的には、前がそのまま残るというより、前で運んだ馬が最後に苦しくなって、そこを後ろで脚を残していた馬がじわじわ拾った形。

いわゆるバテ差しに近い競馬だったと思います。

厳密には、完全な消耗戦ではないです。

でも、瞬発力だけでズバッと切れたというより、最後まで脚が続いた馬が上に来た。

だから、前残り保険の考え方自体は悪くなかったです。

ただ今回は、「スローだから前」ではなく、スローでも最後にバテずに伸び切れる馬をもう少し重く見るべきでした。

ここをもう少し強く見られていれば、⑯ジュウリョクピエロの評価はもう一段上げられたかもしれません。

⑯ジュウリョクピエロ

勝った⑯ジュウリョクピエロは、かなり見事でした。

8枠16番。
後方からの競馬。

正直、事前評価では「外差しなら押さえ」「3列目まで」という扱いでした。

その評価が大きく間違っていたわけではないです。

ただ、勝ち切るところまで見られたかと言われると、うーん……ここは少し反省です。

この馬は、単なる外差し待ちではありませんでした。

道中は落ち着いて後方で脚を溜めて、直線では馬群の真ん中に進路を取って伸びてきました。

外をぶん回して届いたわけではない。

ここが大事です。

後方からでも、ロスを抑えて脚を使える馬だったということですね。

忘れな草賞を後方一気で勝ったことは評価していました。

ただ、今回は「展開待ちの差し馬」ではなく、東京2400mで進路を取りながら脚を使える馬として、もう少し評価を上げてもよかったです。

⑫ドリームコア

⑫ドリームコアは2着。

本命としては、内容も含めてかなり納得できます。

桜花賞は9着。
ただ、前走はスムーズさを欠いた部分がありました。

今回は東京替わりで、しっかり巻き返しました。

道中は好位の外。
直線でもしっかり伸びています。

最後は⑯ジュウリョクピエロに差されましたが、勝ち馬を褒める内容だと思います。

この馬を狙えた理由は、やっぱり東京適性と追い切りです。

東京3戦3勝だった馬が、桜花賞で負けて人気を落とす。

そこにルメール騎手。

さらに最終追い切りでは、美浦Wで馬なりのままラスト1F11.1。

ここを見て本命にできたのは、かなり再現性のある判断だったと思います。

勝てなかったことより、買う理由が結果と噛み合っていたことを残しておきたいです。

⑯ジュウリョクピエロは、外からただ差した馬ではなかったですね。
後方で脚を溜めて、直線で馬群を割る。
ここをもう少し上に取れたかどうかが、今回の反省点です。

次走以降に残したいメモ

⑯ジュウリョクピエロ

今回の勝ち方はかなり強かったです。

後方からでも、ただ外に出すだけではなく、馬群を割って伸びられる。

これは今後も大きな武器になります。

ただし、次走で人気するなら話は別です。

今回のように内が開くか。
馬群を割れる進路があるか。
ペースが流れて差しやすくなるか。

ここは見たいです。

⑫ドリームコア

東京替わりでしっかり巻き返しました。

桜花賞の敗戦をそのまま能力負けと見なかったのは正解です。

今後も、東京コースではかなり信用できます。

ただ、今回は勝ち切れませんでした。

もう少し瞬時に抜ける脚というより、長く脚を使うタイプかもしれません。

東京、中距離、外からじわっと伸びる形。

この条件では引き続き評価したいです。

⑱ラフターラインズ

大外18番でも3着。

やはり東京中距離適性と上がり性能は高いです。

ただ、勝ち切るには位置取りと枠の助けが欲しいです。

次走で内〜中枠を引いて、もう少しスムーズに運べるなら、また評価したいです。

⑩スターアニス

能力は高いです。

ただ、今回は距離が長かった可能性が高いです。

マイル〜1800mあたりに戻るなら、簡単に評価を落とす必要はありません。

逆に、今後も2400m級で人気するなら、少し疑いたいです。

まとめ

今回のオークスは、三連複の設計としてはかなり良かったです。

⑫ドリームコアを1列目に置き、⑱ラフターラインズを2列目に残し、⑯ジュウリョクピエロを3列目で拾う。

この形で、結果の⑯-⑫-⑱を取れました。

ただ、内容を見ると、⑯ジュウリョクピエロはもう少し高く評価できたかもしれません。

ここは次への課題です。

今回のレースで一番残したいのは、これですね。

前走着順だけで切らない。

人気馬を能力だけで本命にしない。

差し馬でも、外を回す馬と馬群を割れる馬は分ける。

スローでも、前残りに直結させない。

東京2400mでは、最後まで脚が続く馬を重く見る。

スターアニスは強い。
でも今回は本命ではなかった。

ドリームコアは桜花賞9着。
でも今回は買えた。

ジュウリョクピエロは3列目評価。
でも勝ち切った。

結果だけ見れば的中です。

でも、次につなげるなら、ジュウリョクピエロのような馬をどうすればもう一段上に取れたか。

そこまで残しておきたい回顧です。

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