皆さんお疲れ様です。期待値のマッキーです。
安田記念2026、終わりました。
結果は、1着シックスペンス、2着ワールズエンド、同着ガイアフォース、4着セイウンハーデス、5着パンジャタワー。
こちらの買い目は、単勝6ステレンボッシュ、ワイド6-14、ワイド6-9でした。
つまり、不的中です。
ステレンボッシュから入った時点で、この馬券は外れました。ガイアフォースは来ました。でも、入口が違った。
そして一番痛かったのは、勝ったシックスペンスを中間では見えていたのに、最終で買い目から外したことです。
ここは、ちゃんと残しておきたいです。
外れたから終わりではなく、外れたからこそ、次に使えるものが出てきました。
今回の結果
今回のテーマ
なぜシックスペンスを買えなかったのか。
今回の回顧で一番大事なのは、誰が強かったかではなく、中間で見えていた材料を最終で線にできなかった理由です。
レースはどう流れたか
レースは、ワールズエンドがハナへ行きました。
その後ろにシックスペンス。セイウンハーデスも前。ステレンボッシュは好位集団。ガイアフォースは中団外。ウォーターリヒトは後方寄り。
800m通過は46秒1。後半800mは46秒0。
ほぼイーブンです。
前が極端に飛ばしたわけではありません。後ろの差しがまとめて届くほど、前が止まる流れでもありませんでした。
結果的には、前で脚を残した馬が強かった。
ワールズエンドは逃げて2着。シックスペンスは2番手から抜け出して1着。セイウンハーデスも4着。ガイアフォースは外から地力で2着同着。
ここで見えてくるのは、単純な「前残り」ではありません。前で脚を温存しながら、直線でもう一度使える馬が残ったということです。
土曜東京芝を見て、こちらは「差しも届く」と判断しました。
その判断自体は悪くありません。実際、ガイアフォースは外から伸びています。
ただ、「差しも届く」を「後方差しまで買える」に寄せすぎました。
ここがズレです。
今回必要だったのは、後ろから豪快に差す馬ではなく、好位から中団で脚を残せる馬でした。
シックスペンスは、まさにそこにいました。

ステレンボッシュはなぜ入口になったのか
ステレンボッシュを買った理由はありました。
前走エプソムC2着。復調感。追い切りの良さ。3枠6番。単勝9.8倍。
この材料を並べると、馬券としてかなり魅力がありました。
ガイアフォースが2.7倍まで売れていたこともあり、価格込みで見るならステレンボッシュから入りたくなった。
ここは、今振り返っても分かります。
ただ、勝ち切る説明としては少し甘かったです。
復調している。状態が良い。枠も悪くない。オッズもある。
ここまでは良い。
でも、安田記念の隊列の中で、どこから脚を使って勝つのか。ここを詰め切れていませんでした。
ステレンボッシュは好位にはいました。
ただ、直線で上位に食い込むだけの反応、持続力、牡馬混合G1での圧に対して、最後の一段が足りませんでした。
「買う理由」はありました。
でも、「勝ち切る形」は少しぼやけていた。
ここは、今回の大きな反省です。
ガイアフォースは評価通りだった
ガイアフォースは、評価としては間違っていません。
7枠14番。東京マイル適性。外から長く脚を使える形。横山武史騎手との相性。
ここは中間見解から一貫して評価していました。
結果も2着同着。
直線ではかなり苦しいところから最後に伸びてきました。
やっぱりこの馬は東京マイルで強いです。
ただ、2.7倍で勝ち切りまで買うか。
ここは、今回も許容できる判断だったと思います。
勝ち切ってはいません。
こちらはガイアフォースを単勝で買わず、ワイド側で拾う判断をしました。
この扱いそのものは、大きく間違っていません。
問題は、ガイアフォースと組ませる相手でした。
シックスペンスを見落としたのではなく、最後に落とした
今回の一番大きな反省は、シックスペンスです。
完全に見えていなかったわけではありません。
中間では残していました。
武豊騎手。ブリンカー。追い切り上向き。内枠。前走より走りのバランスが良くなっていた。
点はありました。
でも、点のままで終わりました。
土曜の馬場傾向とつなげられなかった。鞍上のタイプとつなげられなかった。枠と馬具変更を線にできなかった。
ここです。
今回の反省点
シックスペンスは、内枠だからリスクではありませんでした。内を使える騎手が乗っていて、ブリンカーで前向きさが出る可能性があり、2枠4番からロスなく好位を取れる形がありました。
シックスペンスは、内枠だからリスクではありませんでした。
内を使える騎手が乗っていた。ブリンカーで前向きさが出る可能性があった。2枠4番からロスなく好位を取れる形があった。
土曜の東京芝は、後方一気ではなく、好位から脚を残せる馬も評価すべき馬場だった。
これをつなげれば、シックスペンスは「嫌う馬」ではなく「残す馬」でした。
ここで必要だったのが、鞍上タイプの整理です。
| 見えていた点 | 本来つなげるべき線 | 次に残すこと |
|---|---|---|
| 武豊騎手、内枠、ブリンカー | 内枠をリスクではなく、ロスなく運べる条件として見る | 騎手が内を使えるタイプか確認する |
| 追い切り上向き、前走よりバランス良化 | 馬具変更と状態面をセットで評価する | 馬具変更初戦の鞍上補正を見る |
| 土曜馬場は差しも届く | 後方差しではなく、好位で脚を残せる馬を上げる | 差し馬場の中身を分解する |
鞍上タイプという視点
競馬を見ていると、どうしても馬だけを見ます。
前走内容。枠。馬場。追い切り。オッズ。
もちろん全部大事です。
ただ、今回痛感したのは、馬の能力を誰がどう再現するのか、という視点です。
同じ内枠でも、騎手によって意味が変わる。
内で詰まる騎手もいれば、内をロスなく使う騎手もいる。外を回して伸ばす騎手もいれば、好位で脚を残す騎手もいる。動かして残す騎手もいれば、動いて止まる形になりやすい騎手もいる。
今回の武豊騎手は、2枠4番をリスクではなく、ロスのない立ち回りに変えました。
これは偶然の一言で片づけるより、データとして見たいところです。
TARGETを使えば、この部分はかなり掘れます。
騎手ごとの、内枠での立ち回り、好位を取った時の残し方、3角から4角で位置を上げるか、人気以上に持ってくる頻度や再現性。
こういうものを整理できれば、今回のシックスペンスのような馬を、次は見落としにくくなるはずです。

外れたレースから作るもの
もちろん、詳しい中身はまだ作っている途中です。
ただ、方向性は見えました。
馬だけでは点で終わる。
鞍上タイプ、枠、馬場、隊列、馬具変更をつなげると、線になります。
この線を作ることが、次のアルデの武器になると思っています。
違和感をデータに落とす
競馬をやっていると、たまに説明しきれない違和感が残ります。
人気はない。データも分かりやすくはない。でも、なんか引っかかる。
逆に、強いと言われている馬でも、どこか買い切れない。
この感覚は、僕はかなり大事にしています。
ただ、感覚だけでは馬券になりません。
「なんとなく気になる」で買っていたら、再現性がありません。
大事なのは、その違和感をどう言語化して、どうデータに落とすかです。
なぜ気になるのか。どの条件が噛み合っているのか。どの騎手だから再現できるのか。土曜馬場とどうつながるのか。その人気で買う意味があるのか。
ここまで落とせた時、違和感は武器になります。
今回のシックスペンスは、まさにそういう馬でした。
誰もが簡単に買える馬ではなかった。でも、点は落ちていた。
内枠。武豊騎手。ブリンカー。好位。土曜馬場。人気以上に走る余地。
その点を線にできた人は、拾えた。
僕は拾えなかった。
だからこそ、次は拾えるようにしたい。
今後作るもの
鞍上タイプを整理するデータ。騎手がどの枠で、どの位置で、どのコースで、馬の能力を出しやすいのか。それをTARGETのデータで拾い、土曜のトラックバイアスと照合する形を作っていきます。
今回の安田記念を外して、ただ悔しいで終わらせるつもりはありません。
むしろ、ここから作りたいものがあります。
鞍上タイプを整理するデータ。
騎手がどの枠で、どの位置で、どのコースで、馬の能力を出しやすいのか。
それをTARGETのデータで拾い、土曜のトラックバイアスと照合する。
そして、日曜の重賞で、この馬は能力を再現しやすいのか、この騎手なら内枠をプラスにできるのか、このコースなら好位再現型を上げるべきなのか、差しが届くと言っても後方差しなのか中団差しなのか。
そういう判断に使えるものを作っていきたいです。
これは、単なる騎手ランキングではありません。
「この騎手は上手い」「この騎手は下手」そういう話ではないです。
どの条件で、どの騎手が、どの馬の持ち味を再現しやすいのか。
ここを見たい。
アルデが大事にしている再現性は、的中率だけの話ではありません。
なぜ買えたのか。なぜ買えなかったのか。次に同じような条件が来た時、もう一度判断できるのか。
これです。
今回の外れは、その意味でかなり価値がありました。
次に残すルール
次に残すルール
内枠を嫌う時は、「揉まれるリスク」だけで下げない。騎手が内を使えるタイプか、馬具変更で前向きさが出るか、追い切りで状態が上がっているか、土曜馬場が好位で脚を残せる傾向か。ここまで見ます。
今回から残すルールは、まずこれです。
内枠を嫌う時は、「揉まれるリスク」だけで下げない。
騎手が内を使えるタイプか。馬具変更で前向きさが出るか。追い切りで状態が上がっているか。前走コメントに改善の兆しがあるか。土曜馬場が好位で脚を残せる傾向か。
ここまで見る。
もう一つは、差しが届く馬場でも、後方差しと好位差しを分ける。
今回のように前が止まり切らない流れなら、後方から一気に差す馬より、前めで脚を残せる馬を上に取るべきでした。
そして最後に、買う理由がある馬と、勝ち切る形がある馬を分ける。
ステレンボッシュには買う理由がありました。でも、勝ち切る形は少しぼやけていました。
ここを曖昧にすると、オッズの魅力に寄せすぎる。
今後は、ここをもっと厳しく見ます。

最後に
安田記念2026は外れました。
買った未来は来ませんでした。
でも、今回の外れはただの失敗ではありません。
シックスペンスを拾えなかった理由が残りました。
内枠をリスクとして見すぎたこと。騎手タイプを馬場と接続できなかったこと。差し馬場の解釈を広げすぎたこと。ステレンボッシュの勝ち切る形を詰め切れていなかったこと。
全部、次に使えます。
最後に残すこと
アルデは、当たった時だけ強い場所にはしたくありません。
外れた時に、何が残るか。そこに価値がある場所にしたいです。
そして今回の反省から、次は鞍上タイプと土曜馬場をつなぐデータ整理を作っていきます。
詳しい中身はまだ出しません。
でも、形になったら、記事やnoteで共有していくつもりです。
自分だけで使うより、同じように「なぜこの馬を買うのか」を考えたい人の役に立つ形にしたい。
みんなと同じ見方では満足できない人。
なんとなくの違和感を、ちゃんと自分の武器にしたい人。
そういう人に届けばいいと思っています。
今回の安田記念は外れました。
でも、次の武器はここから作ります。

